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39.Tendon Transfer Surgery 当日

7:00 緊張してたのか早くから目が覚めて、ベッドの中で読みかけの本を手に取る

9:30 病院に向かう3時間前からは一切の飲物をストップしなければならないので、熱いシャワーを浴びて最後にコップ一杯の給水。

11:45 前日に予約しておいたタクシーで、私以上に緊張していつも以上にお喋りになったCoryさんと一緒にUBCへ出発。

12:45 たわいない会話でCoryさんの緊張をほぐしていると、15分ほど遅れて日帰り手術の受付が済まされる。

13:00 日帰り手術用のレセプションに移動し、さらに順番待ち。

13:30 ようやく名前を呼ばれて病院のガウンに着替えたら、preop室に案内される。左手に点滴を入れられて、その痛みにすでにゲンザリ。隣で色々と関係のない話をしてくれるCoryさんに感謝。

14:00 看護婦さんがやって来て、手術は14:45予定だと教えてくれる。

14:45 麻酔科医がやって来て、今日の麻酔について説明される。脊髄損傷の経験があるため、完全麻酔だと呼吸確保のため喉にチューブを通さなければならない。またリカバリーに時間がかかり、身体に負担が大きく眩暈や頭痛も想定されるため、お勧めできないとのこと。もう一つの軽めの麻酔でも、意識がなくなる深い眠りにつくことができるので、手術中のことは記憶に残らない。手術後に目が覚めたら30分程で家に帰られる。何だか騙されているような気持ちだったけれど、喉にチューブを通すのは出来るだけ避けたかったので、軽い麻酔で渋々承諾。

15:00 看護婦さんがお迎えに来たのでCoryさんとお別れして、麻酔室へ移動。まずは右の肩から指先までの神経を完全に眠らせる局部麻酔。準備中の看護婦さんが手にする注射針の太さにビックリ!その後、別の看護婦さんやら執刀医などがバタバタと出入りしていたので、嬉しいことにその注射がいつ打たれたのか記憶になし。

16:45 いよいよ手術室に移動。手術台に横になると、緊張からなのか寒さからなのか右足がブルブルと震え始めて止まらなくなった。そして眠くなる麻酔が左手の点滴を通して注入されたが、これが手がもげるかとおもうほどの痛さ。眠るどころか痛みで涙が止まらず唸り声をあげていると、追加で麻酔投与。右足の震えは強くなるばかりで、左手には激痛。確かに瞼は重かったけど、こんなんじゃ誰も眠れないよ!!左手に麻酔を打ってもらえばよかった・・・。手術中に記憶があると、その手術の内容が分かって怖いーと母に脅かされていたけれど、手術中は皆さんまるで休憩室でお茶でも飲みながら談話されている様な和やかな雰囲気で、手術も1時間であっという間に終了でした。

17:45 手術終了後、一番恐れていた右手の痛みはしっかり麻酔が効いていたので問題なし。なのに点滴が入ったままの左手がうずくこと!涙 リカバリールームにいたのはものの10分程で、すぐにディケアルームに移動。

18:00 ここでCoryさんと思いのほか早くに再開でき、術後の注意や薬の説明などを聞き終えたらすぐに解放されました。

18:30 タクシーにて帰宅。

約24時間ぶりの食事だったけどあまりお腹も減ってなくて、また急に胃に負担がかかったのか気持ちが悪くなったので、DVDも途中でベッドへ移動。

20:30 右手の麻酔が徐々に切れ始め、指先に感覚が戻り始める。腕の感覚も戻り始めた頃に指先がピリピリとうずき始めたので、処方された痛み止めを飲み始める。








帰宅時の右手、かなり腫れてます・・・
赤いのは消毒液の色のせい。

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ドラマティックトーンで撮影したグロい右手。
完全にCoryさんのおもちゃにされてます、ワタシ。 汗

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